実際はどうなのよ

インフルエンザの潜伏期間は1日から3日と言われています。インフルエンザウイルスに感染してからその程度の期間を経てから発症します。ただ、インフルエンザウイルスに感染したからと言って必ず発症するというものではありません。

人間は体内に多くのウイルスを持っています。一番ポピュラーなのがヘルペスウイルスでしょう。このウイルスは子供の時に感染し、年老いても体内に残っています。そのために年老いてから発症することも良くあります。

インフルエンザについていうと、一度感染して抗体ができたとしてもインフルエンザウイルスが変異することにより抗体が効かなくなることが一番厄介です。予防注射も同じようにウイルスの型が違えば無意味になってしまいます。

インフルエンザはうつってから発症までの潜伏期間は非常に短いです。そのためにうつったかなと思ったらすぐ対策をする必要があります。私は葛根湯でウイルスを退治します。ひき初めには非常に有効です。

タミフルについて

インフルエンザの潜伏期間に非常に関係がある薬がタミフルという薬です。タミフルはインフルエンザウイルスの増殖抑える効果があるとされています。インフルエンザウイルスA型には効果がありますがb型には効果が薄いとされています。鳥インフルエンザにも効果があるとされています。

このタミフルという薬の原薬は八角と呼ばれる植物の実から合成するので生産量に限りがある。日本では買占めが進み世界の消費量の75%を消費するという異常な事態を呈している。

インフルエンザの潜伏期間を縮める効果は期待できないが治りを早くするのがタミフルという薬です。ただし、インフルエンザ発症後48時間以内でないと効果がないとされています。タミフルの効果によりインフルエンザウイルスの増殖が抑えられ結果として治りが平均して一日早くなる。

タミフルのついては副作用である脳症が社会問題化しています。それも日本だけです。本来、体が弱っている人に使うべき薬を誰にでも使っているのが現状です。不思議の国、日本。

インフルエンザウイルスB型

インフルエンザウイルスには種類があることは前回ご紹介しました。今回はインフルエンザウイルスb型についてお話します。

このインフルエンザb型はa型とは違って変異しにくいウイルスです。変異しにくいということはワクチンが効きやすいということです。このあたりは専門的な話になってしまうのですが、ウイルスによる抗体が作りやすくなるためにこのようにワクチンが効いてしまいます。

このウイルスは病原性ウイルスにしては珍しく変異が少ないです。有名なC型肝炎ウイルスなどは変異を起こしやすく、ワクチンができないのが現状です。

このインフルエンザのタイプはあまり大流行することはなく、a型ウイルスが流行した後にはやる場合が多いです。そのためあまり目立った存在ではありません。感染して問題なのはa型のインフルエンザです。

薬の効き方もインフルエンザの型によってことなります。いまではインフルエンザウイルスの型は迅速に測定することができますので、どのタイプに感染したかはすぐわかります。

インフルエンザウイルスA型

インフルエンザにはa,b型の2種類があります。まずはインフルエンザウイルスa型について詳細に記述します。

このa型ウイルスがインフルエンザを広汎に広め、我々を困らせることが多いです。このウイルスが唾液から人々に感染していきます。

このインフルエンザウイルスの潜伏期間は24時間から4日程度といわれています。この潜伏期間中にウイルスが増殖してある一定以上になると病状を発症します。

このa型ウイルスは致死率が高い鳥インフルエンザウイルスと同じ型です。それもありその伝染性に恐れをなしているのが実際のところでしょうね。

このタイプのインフルエンザウイルスはすぐ変異して、ワクチンを作ったとしてもタイプが違うと効かないことになる。変異というのはRNAと呼ばれる遺伝子の並びが変わってしまうことです。このようなことが起こると感染を防ぐことが難しくなります。

このようにインフルエンザウイルスa型は非常に扱いにくいウイルスです。感染が広がりやすく、防ぐことが難しいので本当に困ります。高齢者に感染すると肺炎になることもあり注意が必要です。

潜伏期間の前に

インフルエンザの潜伏期間を議論する前にインフルエンザとは何なのかをお話したいと思います。風邪とは違います。

インフルエンザはRNA型ウイルスが感染すると発症する病気です。このウイルスをインフルエンザウイルスと言います。このインフルエンザウイルスにはa,b,c型の三種類ありますが、一般に言われているのはa,b型です。

ウイルスというものは生命体ではなく、遺伝情報とタンパク質だけを持ち生物に寄生することにより増加するようなものです。生命体に寄生できないと死滅します。また、特定の生物に寄生することが知られています。別の動物に感染するからと言って、人間に感染するとは限りません。逆もそうです。

インフルエンザウイルスが生命体に寄生し増殖して症状が発生するまでの期間を潜伏期間と言います。有名なエイズウイルスは潜伏期間が数年と言われています。ウイルスにより潜伏期間は大きく異なります。

インフルエンザに似たものに風邪がありますがこれは微生物により引き起こされる病気です。お間違えないように。